2018春闘を元気にたたかう金属労働者のつどい
3月4日、京都市内で「2018春闘を元気にたたかう金属労働者のつどい」が開催され、九州・四国・近畿・東海から800名が参加しました。オープニング後、実行委員長の吉田さんが主催者あいさつをし、来賓としてJMITUの三木委員長が東日本集会の様子を報告しました(1100名)。毎年恒例の春闘標語の投票では「賃上げも平和も、みんなで団結して勝ち取ろう」という思いが込められた標語が数多く出され、コーナン電気支部の方の「今の賃金残業便り 大幅賃上げUPで生活改善18春闘」が優秀作に選ばれました。参加団体のアピールでは各県・地本の参加者が、歌や寸劇、リレートークなどで春闘の目標や決意を語りました。前日に行われた「青年前夜祭」の報告では、グループ討議の中で「2万円のベースアップ」や「残業なしでも暮らせる賃金」の獲得したいとの思いが語られました。争議をたたかっている組合からの報告があり大きな激励の拍手が沸き起こりました。集会アピールを採択し、終了後京都市役所までデモ行進しました。途中一般の方と一緒に行進する場面もありました。



原水協九州ブロック 2018原水協学校
原水協九州ブロック主催の「2018原水協学校」が佐賀市保健福祉会館(ほほえみ館)で行われ、約100名が参加しました。
オープニングとして、佐賀市でうたごえ喫茶の開催や全国うたごえ祭典などへの出演をしている「合唱団コールぽけっと」の方々から、3曲を披露していただき、始まりました。
次に現地特別報告として、佐賀空港のオスプレイ配備問題、玄海原発再稼働問題、「ヒバクシャ国際署名」の取り組みについて報告がされました。急きょ追加で、ビキニ環礁での水爆実験が行われたとき、当時周辺海域でマグロ漁をしていた方(原水協神埼支部長)からお話をしていただき、実験が予告なしに行われたこと、第五福竜丸の無線士の久保山愛吉さんが被ばくした当時の状況について話されました。結びに、「私たちが今平穏に暮らせるのは、沖縄の人たちの基地のおかげである。沖縄の人たちの苦しみを忘れてはならない。」と語りました。
メイン講演の川田忠明さん(日本原水協常任理事・日本平和委員会常任理事)は「核兵器禁止条約と今後の課題」と題して講演し、ICANがノーベル平和賞を受賞したことについて、国連事務総長や、国連総会での参加国の代表の感想を紹介し、ICANの活動についての感想ではなく「市民社会の役割を認めた」ことが非常に大事な点だ、と語りました。戦後(1950年)からの国連の会議の状況を順に紹介し、「非同盟諸国」が核軍縮会議の大半を占めるようになってから、核兵器廃絶を主題とした提案が急増したこと、2012年に「保有国に核兵器を使われないようにすべきだ。使わせないことの保証はなくすことだ」とするアピールを提案し、核兵器の非人道性についての国際会議を専門家や被爆者を読んで政府主体で行う勉強会を重ねる中で賛同国が増えていったことを紹介しました(2014年で155ヶ国)。
今回原水協学校に参加して、核兵器廃絶の運動の国際的な舞台での歴史や核国政府がやってきた核兵器のひどさについての学習をやってきたことなど、非常にためになる学習会でした。今まで原水禁大会などに参加して学んだり経験した来たことをと合わせて生かして、核兵器禁止条約の中身をみんなに伝え、核兵器廃絶して行く活動をやってきたいと思いました

